ノンタンのたんじょうび
作・絵 キヨノサチコ
出版社 偕成社
三女2歳のお気に入りの絵本です。
1歳の時から読んでいます。
1ページごとの文章が短く、絵もはっきりした色づかいなので、楽しい雰囲気が伝わるのか娘の反応が良いです。
どのページにも可愛い○○が飛んでいるのがまた可愛いいです。
是非探してみて下さい!
わくわくポイント
・冒頭の数ページ
動物さん達にノンタンが「なにもってるの?」と聞くと「ないしょ、ないしょ。ノンタンにはないしょ!」とそれぞれの動物さんがテンポよく答えるページが続きます。
このテンポの良さが、まだ動物の名前を理解していない子でも、この絵本は何だか楽しそう!とワクワクする仕組み、つかみになっています。
私は、この時うさぎさん内緒って言ってるね。豚さんも、たぬきさんも、熊さんも言ってるねとそれぞれの動物さんの名前をあえて伝えていくように意識しています。
色んな動物さんがいるけれど、言っていることは皆んな同じ。
それって何でだろう??
ちょっと気になるよねって感じてほしいから。
・中盤から終わりにかけて
泣きながら山を登る姿、その後お友達に連れられケーキを目の前にする姿、ノンタンの感情の上がり下がりがよくわかる場面。
ここは読み手の腕の見せ所✨
明るくハリのある声と暗く沈んだ声を使い分けて、こどもに嬉しい気持ちと悲しい気持ちがあるよ、それぞれこんなに違う気持ちだよと伝わるよう意識しています。